仕込まれました?
今回のワタクシにピッタリ案件は「三十路神」
え、ちがっ「味噌仕込み」です。
こちら昨年仕込んだやつ。写真だとビミョーですね・・・
先日ついに食してみました。
いや、最高やないかい!!
身体にしみ入るって言うんですかね。超うまいんですけどー
菌たちが、暑い時も寒い時も穏やかな時も
一年かけて良い仕事をしてくれた結果です。感謝。
そして今年もその季節到来!
ワクワク♪味噌仕込みをしてきましたよ〜。
創業安政二年ですって。いつ?!とにかく歴史がありまくりなお店です。
この時期に毎年手作り味噌教室を開催されています。
米糀味噌のざっくりな作り方は
- 大豆を蒸し煮して柔らかくする
- 柔らかくなった大豆をすり潰す
- 大豆と米糀をよく混ぜ合わせる
- 仕込み容器に入れる
- 1年ほど放置
- 完成!
こんな感じ。
糀屋さんではセットのみの販売もされていますが、可能ならば絶対教室に参加された方がいいと思います。
というのもワタクシは初体験の時、自分でチャレンジして大失敗してしまいましたので。(後述)
教室ではこのようなセットを購入します。
すり潰してある大豆と生糀です。楽ちん!
実はこの生の糀ってのもポイントのようです。
教室では出来立てホヤホヤの糀を用意していただけるので、更に美味しさアップなんですって。
スーパーとかに並んでいるのは乾燥したものなんですね。
いざスタート。
糀を桶に入れます。
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固まった糀をパラパラにほぐします。
↓
大豆と糀をしっかり混ぜます。
(手が大豆まみれになって、写真を撮れなくなってしまいました)
今回は教室だったのでビニール手袋をして行いましたが、素手でやることで手についている常在菌を入れてその家庭にあった味噌に育てるようです。
まさに手前味噌!お袋の味!
↓
しっかり混ぜたら味噌玉(ボール)を作っていきます。なるべく空気が入らないように。
↓
全て玉にしましたら、仕込み容器目がけて渾身の力を込めて投げつけていきます。
このク○野郎がぁ〜〜とつい言いたくなるのですが、それはいけません。
例えるなら・・・・・全く浮かびませんでした。
とにかくポイントは空気(腐敗の原因)を入れないということなので
投げて、押して、空気を抜く、を繰り返していきます。
↓
そうして詰め終わったのがこの状態。
こんなウブな子が一年後にはアレのような熟女になるなんてね・・・
あ、更に一年、二年と寝かしておくことで熟女具合もパワーアップしていくらしいです。
食べてしまうのでなかなかそこまで置いておけない。
そうそう、成長の途中には反抗期のような状態も訪れます。
色んな菌がハジけちゃってる状態。
時々チェックして悪さをする子(カビ)は取り除いた方が良さげです。
昔は混ぜ込んでいたらしいですが、まだやったことがありません。
ワタクシの味噌仕込みはかれこれ5年ほどになりますか。
初体験の時は、ネットかなんかで乾燥大豆と糀を取り寄せ、一人台所に立ち、ネットの情報と睨めっこしながら煮るところからチャレンジしました。
出来た味噌は、途中から最高に変な匂いがしてきちゃって、結局リカバリーできませんでした。ク○まずかったのですが、もったいなくて食べました。家族も無言でした。
失敗要因は、大豆の煮え具合、すりつぶし方、場所の狭さ、道具不足、だったのではないかと思います。
だって混ぜ用の大きな桶もないし、すり潰したのは茶碗ほどの大きさのゴマすり器でしたから。ハイ無理!
その翌年は糀屋さんのセットをゲットし、自宅でやって成功したのですが、
やはり教室でやった方が断然良いです。生糀だし、道具も揃ってるし、スペースも広々。
ポイントも逐一教えてもらえて至れり尽くせり。
お値段もほぼ変わりませんから。
3月一杯まで味噌仕込みはいけますよ!
美味しいし、結果お値打ちなので、機会がございましたら是非ともおすすめしたい案件でした。
あ、白味噌なら数ヶ月で出来ますしね!
ちなみに市販のお手軽な味噌は糀が入ってないんですってよ奥様。
しかもめちゃくちゃ早くできちゃうみたいです。
売れ行きトップの参考商品の原材料
↓
味は結構美味しいらしいですね。
ビバ化学の力!
食べたことないですけど。
こんな世の中だからこそ、自分の身体は自分で守るしかありませんから。
ではまた〜